【ホテル体験記】滋賀県・講 大津百町に宿泊しました<本音レビュー>

常に次の旅先を決めたい旅好きアラサー会社員です。今回は琵琶湖から徒歩圏内にある“商店街ホテル”の「HOTEL 講 大津百町」に泊まりました。近畿地方には京都や大阪など人気観光地がある中、3つの理由から滋賀をチョイス。

①北欧インテリア(フィンユール! ルイスポールセン!)を堪能したい!
②町屋を改築した“商店街ホテル”が気になる!
③ダイアンの生まれ故郷・滋賀に行ってみたい!

東京から滋賀ってちょっと遠いかも?と思っていましたが、JR京都駅から電車でわずか2駅の場所で意外と近かった。話題の大河ドラマ『光る君へ』のゆかりの地で、ロケ地としても使われただけあって、とっても歴史を感じる町でした! 京都に飽きてしまった外国人に見つかるのも、あと少しかもしれません。

いざ、「HOTEL 講 大津百町」へ!

こちらのホテルは商店街にそれぞれの宿が点在する、珍しいスタイルのホテルなので、まずレセプション棟で受付を済ませてから、それぞれの部屋に行きます。

受付に行き、まず席に着くと目に入るのは有名な照明や椅子の数々! そして心遣いがうれしいミニパフェを出してくださり、一気に滞在への期待度が高まりました。その後、本日泊まる部屋の住所を教えてもらい、カギの番号や説明などを聞きます。

一棟貸しタイプが5棟、部屋割りタイプが2棟に全8室で、アーケード商店街と旧東海道沿いに点在しています。建築家・竹原義二氏の設計で、築100年以上の町家を完全にリノベーション。有名デザイナーの高級家具と最高級の寝具が旅の疲れを癒やしてくれます。

お部屋は?


築100年以上の7棟の古い町家を快適にリノベーションし、インテリアは北欧の名作家具を配置。フィン・ユールやハンス・ウェグナーなど有名デザイナーの家具、ルイスポールセンのペンダントライトに彩られた空間は圧巻です!

一棟貸しタイプにはKINTOの食器やカトラリー、電子レンジ、冷蔵庫、ガスコンロを設置。

地元のコーヒーを楽しめます

夕食は近所の和食割烹へ

夕食はついていないので、宿から徒歩5~10分圏内にある和食割烹自然坊 たなかさんへお邪魔することに。京都の名店「草喰なかひがし」で経験を積まれた店主の手掛ける和食は絶品。 季節を感じる手の込んだ和食は、コスパ良し。野菜、魚、お肉、〆のデザートまですべてが絶品でした。

八百与さんで購入したお漬物で乾杯!みずみずしくて、おいしい

近所の「八百与」で購入。お部屋での晩酌が進みます。

朝食は「うなぎ茶漬け」

目覚めの一杯は、野菜とフルーツのフレッシュジュース!

朝食はレセプション棟の「近江屋」でいただきます。うなぎ茶漬けをメインに、近江の幸をふんだんに使用した。ご近所のお漬物屋さんで購入できる佃煮やお漬物を、お茶でサラッといただきます。

お出汁が効いた茶碗蒸しは絶品! この日は私たちのグループ以外はおらず、静かな空間でゆったりと食事を楽しめました。

ちょっと残念だったのは……

「鬼滅の刃」を思わせる壁紙

レセプションからお部屋までがちょっとわかりにくく歩くこと。“商店街ホテル”がコンセプトなのでしょうがないですが、スーツケースなど荷物が多い方・お子さん・足が悪い方、お天気が悪いときはちょっと困ってしまうかも。

また、昔ながらの日本家屋を生かしているため、階段の幅が狭く急でした。梁が低い位置にあるため高身長の方は注意が必要! 海外の方などは、気を付けたほうがいいと思いました。

あと、素敵なインテリアに対して、壁紙がちょっとチープ。少しちぐはぐな感じがしましたね。

“至れり尽くせり”のホテルではなく、自宅のようにくつろぎたいときに泊まりたい宿でした。

「講 大津百町」
〒 520-0043
滋賀県大津市中央1-2-6
TEL:0570-001-810

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